スピッリッツ オブ ガッタス

各メンバー読みどころ満載なのですが、他のメンバーはそれぞれファンのかたが熱い思いを語られるのを楽しみにするとして、私はやはり斉藤さんで。
sals3が出た時、斉藤への思いは間違ってなかったと確信しましたが、今回読んで、思い違いしていたかもと、斉藤の邪魔にならない応援とはなんぞやとかなり考えさせられました。またそのことは書く機会があれば、追い追い。
フットサル万才!でもこの本でも、3月の大会前に仕事で1ヶ月くらい全く練習に行けなくて・・・という事が出てきます。この時期メロンはレビュー&コンサート、あやコン春とたて続けにあったので、それを指しているのは間違いないのでしょうが、このレビューは安倍さん復帰初仕事であり、あやコンは松浦がフライデーされた時期なのです。
正月のハロコン大乱舞終って、安倍復帰公演の練習、レビュー&コンサート終了した週末からはあやコンというスケジュールで、あやコンはじまったと思ったらフライデーでされ、あやコン2週目から松浦は謝罪してコンサートするという状況でした。
両方ともスタッフ含め想像できないほどの、異様な緊張感に包まれながらこなしていたのではないかと思います。特に松浦はものすごくメロンに助けてもらった、元気づけてもらったとこのツアー中に言っているし。
多分、ただ忙しいだけなら、練習行けてたんじゃないかなとか、行けないにしろ違う心持ちで再開できていたのではないかなと、「たら」「れば」に過ぎませんがそんなことを思ってました。そうじゃないと万才!で斉藤が発した「疎外感」というキツい単語はそうそう出てこないと思うの。
結果的に万才!で斉藤がたくさん話できたのは、自分のしんどさを語れる人だったからなだけであって、他のメンバーも多かれ少なかれ、斉藤と同じかもっと大変な思いをしてきていると思うのだけど、それを言葉にできるかできないかの違いだと思って見てました。
ただこのしんどさを語れる人というのも斉藤の素晴らしいところであって、しんどさを語ったり訴えたりできるということはそれを聞いてくれる人がいるということを知っているという事で、斉藤が愛されて幸せに育ってきたことの証明でもあるわけです。
それにしても、ガッタスはすごいところまできましたね。私がはじめて見たのはEXPO CUPだからまだ約1年前の出来事ですよ。そのとき斉藤さんは顔近くにきたボールを「キャッ」と言って、顔の前で手をクロスしてましたから。
それを思うとほんとに、1年ですごいよと思います。誰が1年後にこんな風に成長してると思ったよ。この前の10月20日の試合がEXPOからホントの1年後だものね。
スピリッツ オブ ガッタスインタビューの最後にお姉さんチームに「もうそろそろいいんじゃない?」と言われると書いてありましたが、斉藤が地元の友だちに「もう24だし(アイドル)もうそろそろいいんじゃない?」と言われる話を思い出しました。斉藤ってそういう人なのね。
だけど、そんなん言われながら、うれしそうにやってる斉藤が大好きです。