プリズンガール

安倍さんのドラマを見る。いったい出演者のみなさんは、何語で話しているのだろうか、と気になり出したら、妙にマンガみたいだなと*1
それから、安倍さんは後藤さんの「イ〜ンマイラ〜イフ♪」を聞いて、ついうっかりアメリカに行ってしまった揚げ句が、こういうことになったのだろうかとか思ってみたり。
なんで、途中からメガネとるの〜、魅力が半減っすよとか思ってみたり。
いやいや、そういう話ではなくて、なぜ見る気になったかというと、新聞の見出しだったのです。
産経新聞朝日新聞とで一部見出しが違ったのです。「輝く女シリーズ3”プリズンガールアメリ女子刑務所22ヶ月・懲役57年アフリカギャング・斧で5人頭を割った白人女・*2」までは一緒で、そのあとが「性転換のオカマ」と「2メートルの元オトコ」またその後は一緒で「・1300人の凶悪犯と過ごした日本の女の子の獄中記」
センセーショナルな凶悪犯を説明している部分にまじっているのも、最初読み流してしまったけど、なんで一緒に書く必要があるのか分からないわ〜。その人がどんな罪を犯したかではなく、性自認の世間とのずれが書かれるのは、違うのでは。
「性転換のオカマ」と書いてあったのは産経、「2メートルの元オトコ」と書いたのは朝日。後日、布団叩いて隣人にいやがらせした女の人の記事が載った時には、産経は「騒音おばさん実刑」、朝日は「隣人へ大音量女実刑」でした。
「オカマ」「おばさん」という単語を使うのは産経らしいし、もってまわって結局よく分からない書き方になりつつ、当事者をイヤな気分にさせるのではと思うような書き方するのは朝日らしいなと*3
なかなかちょうどいい表現って難しいものだと、自分がこれをどう表現するんだと問われた時に答えに窮するので、書くのはなんなんですが、立て続けに表記の違いが目についたので、記録の意味も込めて。
で、ずっとドラマ見てたんですが、「性転換のオカマ」*4も「2メートルの元オトコ」も分からなかった。どなたか気付いた方いらしたら、どこに出てきたか教えてください。
仮に「・」がなくて「斧で5人頭を割った白人女性転換のオカマ」だったとしても、2メートルなかったしな〜やっぱ違うのでは・・・という気分になっております。

*1:マンガを読んでいると、色んな言語を話しているだろう様々なキャラクターが、込み入った話をしている描写に遭遇するあれです。

*2:この「・」は新聞にはありませんでしたが、改行部分だったためになかったよう。TVの情報文章には「・」があったのでつけました。

*3:これは私の主観です。

*4:最初この表現を見た時に、「女から男になって、オカマとして生きている人のことかと思った。