風味絶佳

何行か読んで、ああそうか、あれは「さみしい」ということだったんだとか、「愛おしい」ということだったんだなと自分のことをかえりみて、発見したり思い出したりできるのが山田詠美の書く小説の魅力だと思っています。
今回もそんなことの繰り返しで、車窓を眺めて思い出す作業はなかなか良かったです。もちろん、先を早くめくりたくなる桐野夏生さんのような本を読むのも好きなんですけどね。

風味絶佳

風味絶佳

この装丁を見て、森永キャラメル買いました。ははは。
中のキャラメルの包装紙が白いロウ紙のようなやつでなくて、銀紙になっていることにビックリ。いつから?なんだか森永キャラメル食べてる感じしなかったです。