ジャニヲタ女のケモノ道 〜松本美香 出版記念イベント〜道頓堀ライブステージB1角座

斉藤村田大谷DSと日程がかぶっていたので、末ちゃんに誘ってもらった当初は、DS落ちたら御一緒させて下さいと勝手なことを言っておったのですけど、御一緒させてもらうことになりました。
整理番号順に並んで、席は自由というスタイル。後ろの方でしたが、座席が120程なので、どこで見ても近いように思う*1。まずは、松本美香さん1人で出てきて、軽く本のネタやら、「前回初日で、今日もうオーラスです」みたいな話やら。合間には、ジャニオタかるたも流れて、なかなかの濃さ。
と、思っていると1人目のゲスト山崎寛代さん*2登場。実際に取材された時に感じた各グループごとの良さとか特徴なんかをいいテンポで話す山崎さん。松本さんは、合いの手というか、質問を繰り出すだけの感じになってしまったのですが、これが反対によく、山崎さんのジャニ好き!具合がガンガンにじみ出る結果に。
一番良かった質疑応答は「山崎さんは、ジャニーズ誰最初に好きになりました?」「マッチです」おお〜(←ざわめく会場)。もうね、本当にうれしそうでねえ。
それと、「ジュニアでこれはと思う子はいますか」には「森本兄弟です」おお〜(←もちろんざわめく会場)。たしかに、森本兄弟はすごいよね、特に弟。→まだこの時点では、ジャンプはおろかセブンもできてませんでしたから、知念さんでなく山田さんでなく、って点も興味をそそられました。
2人目のゲストは竹内義和さん*3。嵐のすごさについて、ひたすら話しまくる竹内さん。拝聴する松本さんって図で、会場もどんどんずんずん竹内さんの話に引き込まれていってですねえ、うわ〜嵐のステージ見たい!嵐の素晴らしさはこんな角度からも語れるのか!ひ〜ぃ〜という状況に。
竹内さんは、嵐のすごさとかモチベーションやスキルの高さにも言及されていて、至極真っ当に真正面から嵐をほめたたえていて、聞いていてとても気持ちよかった。
なかなかアイドルって、真正面からほめたたえられることって少ないように思うので、見習いたい。
そんな中でも、一番印象に残ったのが、彼らのモチベーションの維持とさらなる高みを目指しているという話。カッコよくてモテたいというだけなら、わざわざこんなしんどいことをし続けていないだろうし、いったいどこを見ているのかを知りたくて嵐から目が離せないみたいなことを話されていて、非常に興味深かったです。
私も常々、アイドルという職業の割の合わなさというか、過酷な労働条件の割にほめられることも少ない上に、私生活における制約も多くて、この人たちの沸き上がる仕事への情熱ってなんじゃらほいと思っているところもあるのです。
ジェンダーバイアスのかかる話になりますが、現在の「日本社会」において、「女性アイドル」の場合途中で離脱しても、結婚ですごろくがチャラになる可能性はなきにしもあらずですが、「男性アイドル」はそういう道も残されてないし、「男性アイドル」という道に進んでいくというのは、「女子アイドル」より時にイバラの道なんじゃなかろうかと思うわけなんです*4
アイドルは最初は選ばれて、アイドルになるわけなんですが、途中からアイドルになることを選んでアイドルになっていくという面もあって、私としてはそこから先がおもしろくて、アイドル好きをやっているんじゃなかろうかと思うくらい。
嵐はすでに選んでなっていると思うわけで、そんな嵐を成人男性の竹内さんが真っ向から語るって、何を語ってくれるのかこれからも興味が尽きないです。
最後は出口のところで、松本美香さん握手会。東京でやってみて、思った以上にすごく楽しくハマった模様。ということで、オーラスの大阪会場でも決行。アンケートを書いた人から、出口に向かう*5
私の前にいた2人は、無言で握手して終了していて、ちょっと驚きました。いきなりだったので、話せなかったのかなと思いつつ、自分の番になって、楽しいイベントだったことを伝えると「ほんまですか〜、ありがとうございます!」と。少なからず握手会というものを体験していると、その日のイベントの感想なんかがちょろっと話せるようになっているもんだなと、我ながら感心もしましたけれど。

ジャニヲタ 女のケモノ道

ジャニヲタ 女のケモノ道

終了後は、末ちゃんと難波の無印カフェ(←でいいのかな)で、晩御飯。いろいろ選べて、楽しいプレートになりました。

右上のジャガイモがおいしかった。
末ちゃんとご飯を食べながら、今日のイベントのことやらハロー!の話やらしてまして、そんな中一番印象に残ったのが、先日HCYさんと行った北海道娘。コンの話でした。実家へHCYさんを連れていったのは、末ちゃんにとっても「家族記念日」になったとのこと。
私自身も両親との関係が、密に良くなった時期が末ちゃんと重なるので、よかったよな〜とものすごく思いました。

*1:ただ、入ってすぐのでかい柱はいただけないので、右後ろだけは見にくいかも。とか書いていたら、B1角座の閉館が決まりましたね。

*2:関西ではムーブで「イケメン塾」やっておられることもあってか、出てきた瞬間、客席テンション高まる。

*3:正直出てきた瞬間、誰!?と思いました。思いましたとも。でもね、しゃべり終わった頃には、この人のイベントは、行ってみたいとすごく思うまでになりました。08年の嵐ツアーの初日に行かれた感想の一部ですけど、「相葉ちゃんに、『可愛い過ぎ注意報』を出しました」とか書いていらっしゃいます。

*4:もちろん、「女子アイドル」だって、大変だし、「女子」というだけで男性社会に消費されるのにその上さらに「アイドル」という職業になって、顔も見たことない人にまで消費されるという2重のしんどさを背負うことになるのは、本人がどこまで自覚しているのかは分かりませんが、ゲーだなと思う。

*5:ヘブンイベみたいだな、今思うと。