メロン記念日ライブハウスツアー2007〜LOCK ON!〜なんばHatch 夜

MCは斉藤村田組。
村田さんとMC組むのは初めてのことで、最初緊張したと話す斉藤さん。
村田さんから名古屋でやられた漢字が苦手な斉藤さんに、新聞を読ませるプレイの仕返しとばかりに難しい文章を読んでもらおうと思い、家にあった一番難しい本を持ってくる斉藤さん。
その本は「家庭で治す腰痛」
斉藤さん…。
だがしかし、村田さんの方が一枚上手で、「外郎売」をこのMCでは斉藤さんに読んでもらう手はずにしていた。人がいい斉藤さんは、そのまま言われるがままに読み始めるが、全然読めずに「できねえよ!」とキレ、さらに「2回、スタッフ裏切ったな!」とキレる。
ソロコーナーの村田さん、出てくるシルエット状態の時に段差につまずくという狙っていない素晴らしい出オチが決まる。
村田さんのネタは「水2L一気飲み」千秋楽で、録音されていたので安全策をとったのかもしれないが正直、違うネタを見たかった。
そして、最後のMCで斉藤さんが大泣きの上、衝撃の話が始まる。
「1日に始まったこのツアー乗り切れるか不安だった。笑えんのかなアタシって思って。笑ってたんだけどね。メンバーに支えてもらって、スタッフの人は分かってても何も言わずに接してくれて・・・」
とかいうようなことを大泣きしながら、途切れ途切れに話すわけです。もうねえ、アタクシ鼻水垂らして、ダクダク泣きました。ごめん、なにも気がつかなくて、分からなくて本当に斉藤さんのことが好きなんか私って、すごい申し訳ない気分にもなったし、斉藤さんいなくなるかもしれないとこの時ばかりは、切実に思った。で、いつでもこれが最後かもしれないという気持ちで悔いのないような心構えで斉藤さんを見に行ってはいたんだけど、すさまじい現実感を突き付けられて、まずい、無理!と思いました。
→後年ラストDVDマガジンでおそらくこの時のことを指しているんだろうという話が出ていました。辞めようと思ったらしきことを話していて、ああやっぱりこの頃斉藤さんは、それくらい思っていたんだなと再確認しました。この日のMCを思えば、解散や解散宣言MCの方がよっぽどつらくなかった。
続く柴田さんのMCでも「なかなか『ありがとう』って(家族に)言えなくって」と言いながらこれまた涙。
そしてラストはエンドレスユース。これは後日FC限定のCDにも収録されていますが、最初の斉藤さんパートのところは、斉藤さん涙涙で、全く歌えておりませんでした。
それを柴田さんが腕組みに行ったり、村田さんが斉藤さんの前で大げさに腕を振り上げておどけてみたりと、ほっこり、でも、それがまた泣けるといういい姿が展開されておりました。
やっぱいいグループだよなあと、改めて好きになったりもしたんですが、いかんせん斉藤さん大号泣ショックが大きすぎまして、終演後、スタッフが追い出しに来るまで一歩も動けませんでした。空になったステージ見て、今まで斉藤さんはここにいたんだよな〜と思いつつ、これが最後かもとも思い。