モーニング娘。コンサートツアー2005 秋 バリバリ教室〜小春ちゃんいらっしゃい!〜 大阪国際会議場メインホール 夜公演

kawairiy2005-11-14

2階Ff列右の方。階段すぐ後ろのため、視界良好。しかも通路だわ、隣の2席来ないわで、ゆったり気分で満喫。
最初のメンバー紹介VTRで、小春ちゃんメインで紹介していくような構成。紹介していくというか訪ねていくのか?小春ちゃんいらっしゃい!というよりも小春ちゃんがいらっしゃいだな〜と思う。
「色っぽい じれったい」フォーメーションのきれいな踊りを上から見るのは感動しますね。しかも、テレビではお目にかかれなかった、イントロの亀井吉澤の手もちゃんとモニターは抜いていて、ハロコン初お披露目の気持ちがよみがえりました*1
LOVEマシーン」はすいませんね、ついこの間まで斉藤さんしか見てなかったので、曲にはすぐさま反応できるんですが、タメがないとなんか足りないような気持ちになってしまい、あれ、もういくの?みたいな気持ちに。
「ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。」これは前回のツアーでもやったような気がしていて、その時も思ったけど、ノリがいいから大好きです。
「恋は発想 Do The Hustle!」このコンサート唯一の初聞き曲。小ネタ満載でめちゃめちゃ楽しくて、これをシングルで発売してたら、テレビ出演すべて録画して、楽しんじゃうんだろうなあと。でも裏を返すと、くいついてくいついて楽しむ私のようなタイプが好むような曲が果たして一般的に売れるのかと考えたところ、それはちょっとないだろうと。
ぱっと見て分かりやすくて、踊りが楽しい「直感」に差し替えになったのは、妥当な選択だったのではないだろうかと思いました*2
ザ☆ピ〜ス!」うわ!セリフの時みんながよってたかって、小春を、わしゃわしゃせーへん!と思った私は相変わらずハロパ中毒です。 ピ〜スのセリフは石川がまだおぼつかない頃に大抜擢だったことを考えると、今回小春ちゃんになったのは理にかなっているなと感心しました。そう思うと、シャボン玉の亀井も当然の人選なのですよ。
恋愛レボリューション21」で前半のしめだよね。ここまでで、しっかりのせられたところで、今回の楽しみタイムがはじまる。
モニターに線路のアニメ(CGなのか?よく分からない)が出て、「恋の始発列車」ステージ上段に並んで歌っていて、後半は下に降りてきて、お客さんにマイクを向けるという演出がよかった。「ず〜っと遠いととこまで♪」壮大でない幸せな気持ちを歌った曲って好きだ。
で、小芝居が入って、目覚まし時計が壊れて遅刻な道重さんということで「バイセコー大成功!」これって、ライブでやるのはじめてなのでは。おはよーございます!と最初から楽しい。「うふふふ」の部分がなかったのは残念だけど、ショートバージョンだから仕方ないか。で、道重がカマキリなんだね。殺されたりして。
ラストキッス」この前のメロンパシイベで斉藤がぜひとも歌いたいと言って歌った曲なんで、ある意味思い入れたっぷりに聞いたのですが、やはり内容が怖い。もう、もらしそうなくらい怖い。最近の娘。はみんなの歌か応援ソングになりがちなので、初期のこういう自家中毒おこしそうな閉塞感たっぷりのドロッとした歌を歌っていること自体は新鮮だったりもしますね。
で、よっちぃの「男友達」よっちぃが歌うとさらっとしていていい。ラブ・イズ・アライブの安倍さんが歌って5期がバックというのも好きな図だったんだけど*3、6、7期でバックというのもまたいい。
そして、かけ声がひたすら「よっしー!」当たり前といえば当たり前なんだけど、メロンコンに行った時ソロコーナーで通常は4人で歌うところ一人で歌っているために普段なら「あゆみ」「ひとみ」「まさえ」「めぐみ」とかけ声が入るところ、「ひとみ」「ひとみ」「ひとみ」「ひとみ」となり、くどいな、かけ声とうっすら思うときがあるのですが、それに相通じるような「よっしー!」具合。
しかしよく考えると、この歌は複数で歌っているわけでなく、もともと安倍さん用に作られている。ということで、安倍さんってやはり激しくコールもらうように作られているんだなあと感心しました。
「そっと口づけて ギュッと抱きしめて」ぴったし!がっくし!ができる日が来るなんて思いませんでしたよ。さすがに20才になってこの曲歌うのもどうかなと思ったらしく、後のMCでメンバーに大丈夫か確認する美貴様。 帰り道、ふじもっさんいいやろ〜とHCYさん(id:HCY)が何回も言う。順番にやられていくおとめ塾メンバー。
涙が止まらない放課後」紺野のために作った曲だけに一人でもよくあう。正月のハロコンでもソロもらってたけど、紺野は成長が期待されているんだなと。
Memory 青春の光」イントロはじまった途端「このよっす、ものすごいかわいいから、見てあげて!」と言われて見ていたのはいいのですが、終演後HCYさんは「この青の衣装でよっす何歌ったんやっけ?」と真剣に言っていた。
「シャボン玉 」モニターにシャボン玉の映像が出たと思ったら、「愛する人は〜♪」とはじまる。そうだそうだ、今回シャボン玉があったんだと。そして「愛いする人は、れ・い・なだけ〜」会場大合唱で、れいなの声が聞こえんくらいの大迫力。
去年の秋ツアーでも「れいなだけ〜」と言っていたけど、言ってるなという程度だったのが、今回は皆が叫び倒してました。そして「電源切ってよ」と、とさかさん(id:inabaatsuko)の代わりに亀井さんに怒られときました。
みんな揃って、MCをしていると一人衣装の違う小川が入って来る。まだ私だけ見せ場がないということで「初めてのロックコンサート」を5期で歌う。この曲はラブ・イズ・アライブで5期がまだ入ってすぐだったにもかかわらず、小川がセリフを任されて、しかも素晴らしい力量でやり切った、初期小川の見せどころな曲なわけです。
娘。を2チームに分けて歌った曲の1つなんですが、たしかこのとき5期は小川だけ、後藤やら辻やらにまじって小川が堂々としていて、すごいな小川って大阪城ホールで強く思ったの*4。そんな小川が久しぶりにこの曲歌うってだけでうれしい。うれしいが「まだ私だけ見せ場がない」ってセリフはラブ・イズ・アライブ以来見せ場がないとも(私には)聞こえるわけで、意味深なMCですな。
そうそう、客席には小川ファンがものすごく目立っていて、小川ファンって多いんだねと話していました。しかし、ハロパにおける斉藤さんじゃないですが、あからさまに応援しないとというか、自分が応援しないで誰がするんだという精神*5で、サイリウムで「マコ」「小川」って作ってきてるのではという疑問も出たりする私。
AS FOR ONE DAY」藤本のセリフではじまるから驚いた。って秋のコンサートも藤本が言ってたはずだから驚くことはないんだけど。
Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜」男役3人が前に並んで後方に女役が一直線に並んで歌った後、小川藤本も後方列に加わり、前に一人いる吉澤が9人に向き合うというシーンがあります。その時の吉澤の包容力が素晴らしい。「男(役)も女(役)もみんなまとめて面倒みてやるぜ〜!」と言わんばかりに*6、手を広げて、よっちぃ〜素敵〜!でございましたわよ。
石川さんがいる時のミスムンももちろん良かったが、その時は石川さんの女帝力に目を奪われがちで、よっちぃがキングなんだけど、結局それは女帝の手のひらの上のキングなわけで、「キングぶってるわね、ぷぷぷぷ」という女帝の余裕すら見えまして、それはそれでいいんですが、今回はよっちぃパーフェクトキングでした。メンバーを平等に愛することのできるキング。一夫多妻キング!*7
「直感2」すさまじくノリがよく、1階の客席がみなよくまとまった踊りを披露していた。客席と対面で踊っているので、ステージと 客席が異様なうねりを見せていて、おもしろかった。
女子かしまし物語2」ようやく2が聞けました。生「色も一緒じゃん」で、小春ちゃんの分も用意されていて「くっすみくっすみ♪」が何回か繰り返され、期待が高まる中、小春ちゃんパートなのでした。
マンパワー!!!」 と「ここにいるぜぇ!」で、仕上げ。しっかりサイリウム振って楽しませてもらう。
で、アンコール。ものすごくアンコールの時間が長い。衣装替えしないアンコールまでの時間が短いハロパに慣れているので、そう感じるのかもしれないな、普通はこんなもんかなと思うのですが、すさまじく長い。この時間にシャワー浴びてんちゃうかとか言いながらさらに待つ。
ようやく出てくると、アンコールに久住がいない。吉澤の説明により、体調を崩したとのこと。それでアンコールまでの時間が異様に長かったんだね。ギリギリまで様子見たんだろうねえとHCYさんと話す。
会場にざわめきが起こるが、気を取り直して、「ふるさと」後半の道重ソロもよかったけど、みんながV字にステージに並んで歌っているのも良かった。
そして、最後の挨拶MCで最後吉澤の番になるか〜ってところで、小春ちゃんが「すいませんでした〜」と登場。よっちぃのMCの前は小春ちゃんなので、順番来るのソデで待ってたんだろう。はりきりすぎちゃいました〜ということで、吉澤も「よ〜し、いけるか!よし」とか言ってすぐ横1列に並んでいるMCの定位置に入れる。
最後は全員揃って「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」さっきまでのムードから一転して、小春ちゃんたいしたことなくてよかったよかったと会場もみんな心置きなく恋愛大臣クルクル。
ということで、終了。楽しかった。
全体的な感想。藤本が投げキッスしたり、わざと投げやりな顔したところがモニターにうつったりと、美貴様なかなかサービスがよく、アタクシ大満足。
亀井と道重は踊ってる時なんかに仲よさげなかんじで、小ネタをやってるのがかわいかった。
ハロコンのときは久住つらいな〜と思ったり、どこにいるのか全く分からなかったりもしたけど、今回はどこにいるのかもすぐ分かったし、他の娘。にまじっても遜色なかった。遜色ないってだけですごいです。はじめてのフルコンサートツアーなのに、ほんまようできてます。
踊り見てて、うわ〜きれいに高く足あがってるだれかなと思ったら高橋でした。さすがだ。そして、あの人動きがいいなと思ったら新垣でした。2階から見ると先入観なしで、動きを先に見ることもできるので、いい発見ができました。
どのMCか忘れましたが、亀井さんが「愛のおすそ分け」と言って会場の色んな方向に、愛を投げていた。その投げ方がエリックそのものだったので、おもしろかった。がんばって受け取りに行ったらHCYさんに「?」な顔をされたので「とさかさんのかわりです」と言ったら納得していた。
小人数に分けて、歌うコーナーは、普段なら10分の1の視線しか来ないところ、倍も数倍もくるといういい体験ができていると思います。もちろん責任も倍も数倍も。なので、またこのツアーが終ると数段スキルアップできているのではないかと思い、これからの娘。も楽しみです。

*1:つまり、うぉ〜いやらし〜!って気分です。

*2:帰り道、「直感2」より「恋は発想」のほうが楽しいと思うのは私がオタだからだよねと問いかけてみたところ、HCYさんに全肯定していただきました。

*3:その次の「好きな先輩」につながる具合なんぞ、私は今だに娘。コン屈指のいい演出だと思っています。

*4:この時の印象が強くて、小川のこと好きなんですよ。

*5:他の人に任せてゆっくり見ようという余裕はないのかもしれん。

*6:言わんばかりに頭の中に聞こえるのは私の脳味噌だけなので、ひとつ。

*7:ミスムンのカショは全て妄想という名のフィクションです。あしからず。