フリーダム freedom〜女たちの維新史〜 東京芸術劇場中ホール 4月29日昼公演 その1

入場後すぐに10ページ程の全ページカラーのパンフレットを手渡される(本日の写真はその表紙からいただきました)。
初日行った甘食さんが幕間に「パンフレットございます」と係の人が言っているのを聞いて、有料パンフレットもあるのではなかろうかという疑問を持っていたので、聞いてみたところ今回はこれのみということ。
他の有料公演グッズもなしということでした*1
席は、1階7列目。後ろの方や2階席もほぼ埋まっているので、劇団や劇場が持っていてさばけなかった席が当日券にまわされた模様。
なのでかどうかわかりませんが、2列目の右の方やら、私の前の列、私の横3つなどなど、前の席が開演しても固まりであいていて、もったいないなあと。もしかしたら、劇団関係者席としてさばいたものの、当日こなかったりとかいうのもあるのかなとかも考える。
舞台の内容は、幕末の志士たちの活躍の影で、実は島原の花魁たちが志士たちに助言して、動かしていたというもの。「時代は女が作る」史実は女が動かしていたという、「虚と実、嘘と誠、大いなる自由を感じてください」という触れ込みで、1幕目は「奇兵隊設立」「池田屋事件」「蛤御門の変」休憩挟んで、2幕目は「薩長同盟」「明治維新
歴史にそんなに詳しくない私でも知っている言葉と、登場人物も遊郭の女性は一応モデルがいて、そのままの名前だったり変えてあったりしてますが、男性陣は高杉晋作勝海舟近藤勇桂小五郎坂本竜馬などなどお馴染みすぎるラインナップ。
ハチャメチャに作ってあって、フリーダムというよりか、3次元の2次創作同人誌を見ている気分になってきて、げらげら笑っていたのはこの私です。
悩める晋ちゃんこと、高杉晋作に武士だけじゃなくて、やる気のある若者集めて隊を作っちゃいなよ〜!と尻を叩くのは村田さん。しょっぱなに花魁道中もあり、なかなか見せ場もありでしたが、私が気に入ったのは
「晋ちゃんは動きが奇妙でしょ、奇妙な動きの晋ちゃんが率いる隊だから『奇兵隊』ってどうかしら」
どうかしらって、奇妙な動きって、村田さんに言われる晋ちゃんってば、いったい・・・。
(舞台レポは、明日以降まだ続きます。)

*1:とさかさんは、入ってすぐにパンフレットが並んでいたので、すわ、いきなりグッズ販売かと思ったらしく、財布を開きかけたとか。たとえ、グッズ販売だったとしても、会計終ってからでも遅くないですから〜。