図星

夜は高校友だちでAちゃんのおうちへ集まって、過ごさせてもらう。6人がそれぞれに持ちよるとなかなかに、すごい量になったのですが、食べることに夢中で写真を撮り忘れる。ということで、ようやく最後のアイスクリームのところで思い出したので、撮る(本日の写真)。
おにぎりを「kawairiが作ったん?」と聞かれた時に、最初「うん」と何の気なしに答えてしまったんだけど、少ししてなんだか、いたたまれなくなり「ごめん、父ちゃんが作った」と訂正しておきました。
Kは4歳になる自分の子どもMちゃんと一緒で、最初は恥ずかしがってKの背中に、はりついてなかなか出てきてくれなかったのだが、途中からは慣れてきたのか、ごろごろしだしたり、腹見せたりとなかなか自由で楽しかった。
最後の方で、自分の割り当てを食べてしまって、さらにジュースを飲みたいがきっとダメといわれるだろうという計算が働いたのか、Mちゃんが「ママはリンゴジュース飲みたいの?」と聞いていた。
Kは「いや別に」と返していたので、私が「ジュース飲みたいんとちゃうん?」と言ったところ、Mちゃんは図星って顔していたのがおかしかった。
みんな「よう分かったな〜」と感心してくれたけど、人って自分の欲望が少し後ろめたかったり、正当でないかもしれないとどこかで思っていると、あたかも誰かの欲望もしくは誰かのためにしてあげる事のように言うクセがある人が自分も含めて多いように思うの。
それを自覚的に思うことによって、自分に正直な欲望とは何かを考えたりするとシンプルなところへ行きついたりするので、おもしろいなと。
そんなことを最近よく考えていたので、4歳の子どもがそういうことを言い出したのが、非常におもしろくて、子どもだろうが大人だろうが、関係ないよなとしみじみ思った。経験値が多いか少ないかだけで、考えることのベースは大人も子どもも同じだろうと私は思っているので、なんだかそれが実証されたような気分でした。
で、9時半頃一人がそろそろと言いだしたので、そこでお開きとなりました。Aちゃんはもっといてもいいよ〜と残念そうにしてくれていましたが、私自身は明日のことが気がかりなので、帰らせてもらいました。
いつもならこういう時は夜中まで、遊んでいる私なのに、今日ばかりはさすがにそんな気分になれなかったので、ごめんよAちゃんってかんじだったんですけども。