現実

朝7時くらいに父親とうちの実家の近所に住む真ん中のおばの主治医*1のところに出向き、今回の外泊許可の説明を聞く。
入院直前と同じくらいの親戚のバックアップがある上での判断だったことが判明。お盆に店をやっているうちはとてもじゃないけれど、ついていてやれないことなど説明し、今回の外泊は見送ることに。
昼頃、私が面会に行き真ん中のおばに会うと、現在のおばは「退院」「外泊」「外出」の区別がつかなくなっていることが分かる。病院の外に出ること全てに、この言葉を使っているようで、納得するような、悲しくなるような気分になる。
そして、少し病院の中庭を散歩しようということになり、一緒に歩いたのですが、中庭まで歩くのもおぼつかなくて、今後この状態から回復するのに一体どれくらいかかるんだろうと思う。
今回「外泊」で、私や母は混乱したけれど、実際のおばを見ると、それは気持ちだけが勝っていて言っているだけであって、現実にはかなりのずれがあるということも実際に見て分かる。
帰ってそのことを母に話すと、母もほっとしたような、悲しいような気分になったようでした。
さて、鈴鹿から伊勢に帰るにあたって、急行電車が1時間に1本しかないという状況でした。
田舎暮らしはつらい・・・。誘惑に負けてすぐきた特急に乗ったわ〜。急行でも50分程だから、贅沢な話なんだけど、暑さとかいろんなものに負けました。

*1:病院は遠いのですが、主治医の先生は近所に住んでたりします。