努力・未来・アビューティフォー原稿!

kawairiy2006-10-28

聞き書き講座の日。本日は「校正」について。講義も受けつつ、お互いの原稿を校正していく内容。
前回指摘を受けた箇所を訂正したり、文章を削る作業をしたり、さらに構成を変えて今回は持ってきたので、なんとかあとは微調整くらいで、すみそうなところまでこぎつける。
やっとなんとかなりそう〜と、一安心。
そんな中、ほとんどパソコンに触ったことがないという、70代後半の人が5000字近い文章を自力で入力、そして印刷してこられていて、その努力、奮闘ぶりに驚く。
前回までは手書きの原稿用紙で作業されていて、手書きでもそれはそれで味があってそのままでいいのでは、という雰囲気に講座受講生全員がなりかけていたのに、すごい。
こういう努力を見せられると、今回私は、努力したんだろうか、もっとできたはずなのに、手を抜いたよね、もっとこれに時間をさけたはずなのではとかいろいろ思う。
わかぎゑふさんがエッセイで、不器用だけど、努力を人一倍怠らない人が劇団にいると、劇団全体がレベルアップするというようなことを以前書いているのを読んだことがあります。まさしくそういう人だなと。
受講生みなこの人の印刷物を見て、ビビりましたもの。そして、皆それぞれ最後まで、がんばろうという気になりましたもの。